【考察】ウォールローゼの健康調査にかかる費用
25億円以上?それとも3400億円?
駐屯兵団から、ウォールローゼの健康(壁の強度に問題がないか)の見積依頼があったと仮定して、社員に見積を作ってもらったところ、金額に大きく差が出ました!25億円と3400億円では大違いですよね?!
でも壁が分厚いので裏表から試験をすべき、という考えは多くの社員に共通でした。
いくつか詳しく内容を聞いてみましょう。
※あくまでIMV社員による楽しい考察のため、進撃の巨人の本編とは関係がございません。





技術調査兵団 分隊長 前田
合計見積金額は25億円と算出しました!
調査対象の壁は、コンクリート構造物・直径380km・高さ50m(周長約2400km、片側表面積約1.2億m²)と仮定しています。調査は、①広域音響探査 ②常時微動+強制加振の構造同定 ③要注意50箇所の弾性波トモグラフィ の3フェーズで実施し、効率的かつ網羅的な健全性評価を実現します。各概算は7.3億円、7.2億円、1.1億円。
ぜひ、発注のご検討をよろしくお願いいたします。
自由の翼
壁の調査だから、IMVで実施している地下鉄壁面調査に近いと考えてよいのではないかな?目視&ハンマリング調査、モーダル加振機を使った伝達率測定といったところか。10チーム(総勢100名)で1,000日(約3年)はかかるから200億超えちゃうけど…こんなお金、ないよね?!
三つ子のパパ
まず正常な壁に加速度センサーを複数個取り付け、複数箇所でインパルスハンマーを使い固有振動数と応答値を収集。調査対象の壁で同じ作業を実施し、正常値と差が無いか確認しますね。壁の面積は76,000,000πm²≒238,640,000m²・1回の作業は5m²に1個センサーを設置しハンマーで印加すると仮定。(以下計算式略)
うん…調査に1000人投入(8時間勤務・休みなし)で1日あたり1.2億円、 調査完了に8.2年だから3400億円はかかるね。