Case study 事例

インターステラテクノロジズ

  • 導入事例

導入内容

時期
2020年8月
モデル
A30/EM3HAM
※過去の受注情報です

About company (会社について)

インターステラテクノロジズ(IST)は北海道大樹町を拠点とするロケット開発企業です。

民間企業としてロケットの開発・製造・打ち上げを行うことで、「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」「宇宙をもっと身近に、もっと気軽に。」という理念のもと小型で世界一低価格なロケットをつくり、宇宙の敷居を下げ、身近なものにしていくことを目的に作られた会社です。

Customer challenge(お客様が工夫していたことやこれまでどうしていたか)

既に複数回打ち上げを行っている観測ロケットMOMOに加え、超小型人工衛星の軌道投入を目指すロケットZEROを開発するにあたり、自社に振動試験機をはじめとした評価設備がなければ開発がスムーズに進まないことが分かってきました。

今までは北海道の公的機関を利用していましたが、スケジュール調整や移動にかかる工数などが非常にかさんでおり、開発の中でもボトルネックになっていました。

自社で評価設備を保有することで、スピード感のある開発サイクルを目指しました。

IMV solution(IMVの提案)

「みんなのロケットパートナーズ」というISTのパートナーシッププログラムを通じて交流を持つようになり、テストラボを利用した振動試験の支援や試験方法のアドバイスを行いました。

そのような中、宇宙空間に到達するまでの振動を再現することが出来る装置を導入し、更に過去の知見を用いた振動以外のストレス再現(衝撃・音響)までアドバイスをさせて頂くことで、IMVならではのサポートを提案させて頂きました。

Customer benefits(導入による顧客メリット)

外部機関を利用していた頃に比べ、手早くその場で評価が出来るという大きなメリットを得られました。ISTが強みとしているスピーディな開発・製造に繋がる大きな改善だと感じています。

また、振動試験以外にも多くの評価について相談をさせて頂いており、非常に心強く感じております。