電池の安全性評価(バッテリー試験・リチウムイオン電池試験)
電池試験とは
電池試験とは、バッテリー(電池)の性能や安全性を評価するために行われる一連の試験のことを指します。
これらの試験は、電池が使用される環境や用途において、期待通りに動作し、寿命を持ち、安全であることを確認するために必要です。電池試験には、いくつかの主要なタイプがあります。
対応できる主な規格
| 分類 | 規格 | 内容 | 用途 |
|---|---|---|---|
| 国際標準規格 (IEC/ISO) |
IEC 62660-2 | 信頼性および誤用試験。車両走行中に受ける振動を模擬 | 電気自動車(EV)用リチウムイオン電池 |
| IEC 62133-2 | 持ち運びや使用中に発生する一般的な振動への耐性を評価 | ポータブル機器(スマホ、PC等)用二次電池 | |
| ISO 12405-4 | 性能試験において、より実車に近いランダム振動 | 電気駆動車両用リチウムイオン電池パックおよびシステム | |
| 自動車業界規格 (UN/SAE) |
UN ECE R100 | 振動試験(ランダム振動)を含む安全性評価 | 欧州を中心とした車載型蓄電システムの型式認可 |
| SAE J2464 / J2929 | 電気自動車用バッテリーの安全性試験。衝撃や振動に対する詳細な基準あり | 北米の自動車技術会(SAE)が定める規格 | |
| 輸送・安全規格 (UN/UL) |
UN 38.3 | 正弦波振動が主 | 電池を輸送(空路・海路等)するための必須規格 |
| UL 2580 | 振動、衝撃、圧壊など、物理的なダメージに対する安全性を厳格に評価 | 北米市場向けのEV用電池安全規格 |
提供している電池試験
| 上野原サイト高度試験センター | 東京テストラボ | 名古屋テストラボ | 大阪テストラボ | |
|---|---|---|---|---|
| 振動試験 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 衝撃試験 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 温度サイクル試験 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 衝突試験 | ||||
| 落下試験 | ||||
| 低圧試験 | ||||
| 釘刺し試験 | ||||
| 圧壊試験 | ||||
| 外部短絡試験 | 〇 | |||
| 加熱試験 | ||||
| 強制内部短絡試験 | ||||
| 強制内部短絡代替試験(IEC) | ||||
| 異常放電試験 | 〇 | |||
| 強制放電試験 | 〇 | |||
| 低レート連続過充電試験 | ||||
| 噴射試験 |
環境試験
- 振動試験: 電池が輸送中や使用中に受ける振動に対して耐えられるかを評価します。
- 衝撃試験: 落下や衝撃による電池の損傷や機能低下をチェックします。
性能試験
- 容量試験: 電池がどれだけのエネルギーを貯蔵し、放出できるかを確認する試験です。通常は、充放電サイクルを繰り返し行い、電池の容量を測定します。
- 出力特性試験: 電池が一定の条件下でどれだけの電力を供給できるかを評価します。
- 効率試験: 充電と放電のプロセスで、どれだけのエネルギーがロスなく供給されるかを測定します。
耐久試験
- サイクル試験: 電池を繰り返し充放電して、長期的な耐久性や寿命を評価します。
- 温度試験: 電池が高温または低温環境でどのように動作するかをテストします。
安全性試験
- 短絡試験: 電池を意図的に短絡させ、異常な加熱や発火が発生しないかを確認します。
- 圧力試験: 電池に圧力を加えて、内部の破裂や漏れが発生しないかをテストします。
- 充放電試験: 過充電や過放電によって電池が損傷を受けないかを確認します。
関連試験事例
(電池試験事例から2例抜粋)
「充放電+環境(温度・湿度)+振動」の複合試験
電池試験及び大型振動試験の最新技術設備を採用。多様なニーズに応える充実した設備を保有しています。熱衝撃・振動・充放電試験はお任せください。
これまで培った試験ネットワークを武器に振動試験を含めた様々な試験を一括して承ることが可能です。全ての試験を一気通貫で完結させることができるため、お客様にとって効率的かつスムーズなプロセスを実現します。
試験までの流れ
-
STEP
01
お問い合わせ
-
STEP
02
試験内容協議
-
STEP
03
試験日程調整
-
STEP
04
試験実施
-
STEP
05
試験報告書
IMVの受託試験の特長
私達は、お客様にかわって振動・衝撃試験の実施をはじめ、試験条件の開発、試験に合格できなかった場合の対策なども支援します。
次のような要望・問題がある場合いつでも相談に応じます。
- 試験条件をどのようにして決めたらよいのか分からない。
- 試験で不合格になったのにフィールドでは問題がない。
- フィールドで発生した故障を再現したいが試験では同じ故障モードにならない。
- 客先から試験条件を提示されたが、どうしたらよいか分からない。
- 従来の試験方法が適正かどうか見直したい。
- 試験で問題が発生した場合、一回の設計変更で解決しましたか?
- 開発段階から振動・衝撃環境を想定した製品設計をしたい。
- 様々な試験を複合的に実施しなければいけない。
信頼性評価試験は高い専門知識と広い経験が要求されますが、その専門家を各企業で育成・維持するのは相当のコストがかかります。
さまざまな問題をアウトソーシングするのも解決策の一つです。IMVテストラボではお客様自身や他の試験所ではできない試験でもできることがございますので問題に直面したときはお気軽にご相談ください。(お見積りは無料です。)
お問い合わせ
下記必要事項をご入力の上、入力内容を確認ボタンを押して、入力内容を確認後、送信ボタンを押して下さい。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。