冷熱衝撃試験
冷熱衝撃試験とは
冷熱衝撃試験とは、供試品を高温と低温に短時間で交互にさらし、その信頼性を評価する試験であり、電子部品や装置が周囲の温度変化にどれほど耐えられるかを確認するための環境試験の一つです。
温度変化による膨張と収縮で、異なる材料が接合された部分に応力が発生し、機器を構成する要素ごとの熱容量や熱時定数の違いも応力を引き起こします。これが繰り返されることで、クラックや破壊が生じ、繰り返し応力が作用することで材料の疲労が蓄積され、静的強度よりも低い強度で破壊が発生することがあります。さらに、接合部の割れや塗膜の剥離、ネジの緩みなども繰り返し応力の影響で起こり、このような温度変化を繰り返すことで、急激な温度差にさらされる製品の評価を行います。
試験までの流れ
-
STEP
01
お問い合わせ
-
STEP
02
試験内容協議
-
STEP
03
試験日程調整
-
STEP
04
試験実施
-
STEP
05
試験報告書
IMVの受託試験の特長
私達は、お客様にかわって振動・衝撃試験の実施をはじめ、試験条件の開発、試験に合格できなかった場合の対策なども支援します。
次のような要望・問題がある場合いつでも相談に応じます。
- 試験条件をどのようにして決めたらよいのか分からない。
- 試験で不合格になったのにフィールドでは問題がない。
- フィールドで発生した故障を再現したいが試験では同じ故障モードにならない。
- 客先から試験条件を提示されたが、どうしたらよいか分からない。
- 従来の試験方法が適正かどうか見直したい。
- 試験で問題が発生した場合、一回の設計変更で解決しましたか?
- 開発段階から振動・衝撃環境を想定した製品設計をしたい。
- 様々な試験を複合的に実施しなければいけない。
信頼性評価試験は高い専門知識と広い経験が要求されますが、その専門家を各企業で育成・維持するのは相当のコストがかかります。
さまざまな問題をアウトソーシングするのも解決策の一つです。IMVテストラボではお客様自身や他の試験所ではできない試験でもできることがございますので問題に直面したときはお気軽にご相談ください。(お見積りは無料です。)
お問い合わせ
下記必要事項をご入力の上、入力内容を確認ボタンを押して、入力内容を確認後、送信ボタンを押して下さい。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。