JIS C 60068-2-14~自動車部品における冷熱衝撃試験~
JIS C 60068-2-14は、電気・電子製品(部品や機器など)が「周囲温度の急激な変化」に耐える能力を評価するための試験方法を定めた規格です。
温度変化によって生じる物理的なストレス(膨張・収縮など)が、製品の動作や構造にどのような影響を与えるかを確認することを目的としています。
急激な温度変化が繰り返される環境下での、自動車部品の耐久性および信頼性を評価した事例です。本試験では、JIS規格に基づき、極端な低温と高温を短時間で往復させることで、製品の膨張・収縮に伴うクラックや破損、電気的特性の不具合を検証しました。
試験の目的
自動車部品は、冬季の寒冷地からエンジンの発熱、あるいは夏季の直射日光まで、過酷な温度変化にさらされます。
「急激な温度変化(熱ストレス)」を与えた際の、部品の構造的破壊やシール性の劣化、異種材料の膨張率の差による不具合を早期に確認いたしました。
試験の詳細
| 項目 | 内容 |
| 業界 | 乗用車関連 |
| 供試品 | 自動車用電装部品・機構部品 |
| 準拠規格 | JIS C 60068-2-14(環境試験方法:温度変化試験) |
| 試験装置 | 冷熱衝撃試験機 TSA-203-ES |
試験条件
低温設定: -20℃
高温設定: 100℃
曝露(さらし)時間: 各1時間
サイクル数: 300サイクル(連続実施)
試験内容と結果のポイント
規格に準拠した厳格な評価
JIS C 60068-2-14に基づき、安定した温度移行速度と正確な曝露時間を維持。信頼性の高いデータ取得を行いました。
熱ストレスによる影響確認
-20℃から100℃という広範囲な温度差を300回繰り返すことで、材料疲労や接合部の剥離、はんだ亀裂の有無を徹底的に調査しました。
この試験を委託できる試験場
お客様の問題解決に焦点をあて、日本が誇る信頼性評価技術の粋を結集。様々な企業が補完し合い、分析技術の深堀り、新たな試験方法の提案、新設備の開発など高付加価値サービスを順次ご提供。
専任エンジニアによるEMC試験にも対応しています。

当社での受託試験について
IMV株式会社は国内外に10拠点のISO/IEC 17025認定の独立試験所を展開しています。
自動車、鉄道車両をはじめ、航空宇宙関連、各種電子機器、船舶など、あらゆる製品の信頼性評価を専門スタッフが丁寧にサポートし、国際的に通用する公正なデータを提供します。