TestLab 受託試験

IMVの受託試験

私達は、お客様にかわって振動・衝撃試験の実施をはじめ、試験条件の開発、試験に合格できなかった場合の対策なども支援します。

次のような要望・問題がある場合いつでも相談に応じます。

  • 試験条件をどのようにして決めたらよいのか分からない。
  • 試験で不合格になったのにフィールドでは問題がない。
  • フィールドで発生した故障を再現したいが試験では同じ故障モードにならない。
  • 客先から試験条件を提示されたが、どうしたらよいか分からない。
  • 従来の試験方法が適正かどうか見直したい。
  • 試験で問題が発生した場合、一回の設計変更で解決しましたか?
  • 開発段階から振動・衝撃環境を想定した製品設計をしたい。
  • 様々な試験を複合的に実施しなければいけない。
次のような要望・問題がある場合いつでも相談に応じます。

信頼性評価試験は高い専門知識と広い経験が要求されますが、その専門家を各企業で育成・維持するのは相当のコストがかかります。さまざまな問題をアウトソーシングするのも解決策の一つです。 IMVテストラボではお客様自身や他の試験所ではできない試験でもできることがございますので問題に直面したときはお気軽にご相談ください。 (お見積りは無料です。お問い合わせはこちら

IMVテストラボの業務内容と特長

IMVテストラボの業務内容と特長

実績と信頼の試験技術

様々な産業分野で豊富な試験実績

自動車、鉄道車両をはじめ、航空宇宙関連、各種電子機器、輸送試験、耐震、電池関連、船舶まで、2万件を超える試験実績を有します。これら多様な産業分野のご要望にお応えする中で、振動試験の世界標準規格、業界標準規格、及びお客様の独自試験規格に関する豊富な試験事例・ノウハウを有し、適切な各種試験モード・試験方法・環境の提供を可能としています。

振動試験
  • 正弦波
  • ランダム
  • 混合モードサインオンランダム、ランダム
    オンランダム、サインオンサイン
  • 実測波形再現
  • 地震波再現(耐震)試験
  • 応答スペクトル
  • サインビート
  • サインバースト
  • 単軸加振
  • 3軸同時加振
  • 6自由度加振
  • 多点加振
  • 多チャネル振動・
    応力同時データ記録
  • 解析
  • 応答測定
  • 実験モード解析
衝撃試験
  • クラシカルショック(正弦半波、のこぎり波、台形波)衝撃応答スペクトル
複合試験
  • 温度・湿度・振動複合試験
  • 温度・湿度・衝撃複合試験
EMC試験
  • ISO,MIL,CISPR規格や各車両メーカー規格のエミッション試験・イミュニティ試験(ISO17025認証取得)

信頼の試験技術

担当するエンジニアは、社内の教育システムと豊富な実績を基に、高い試験技術を持っています。ISO/IEC 17025の基準に厳格に従い、高品質な装置と信頼性の高いオペレーションを維持しています。 お客様にご満足いただける試験を提供するために、これまでに蓄積した技術とノウハウを活かし、試験環境や実施可能性、リスクなどを精査し、最適な試験計画とオペレーションを提案いたします。

試験規格(IEC、JIS)作成経験者による適切なアドバイスとコンサルティング
  • 規格解釈、規格選択、試験テーラリング(実環境の振動測定から個別の試験仕様を開発)試験実施、対策相談

受託試験のワンストップサービス

IMVの受託試験は、これまで培った試験ネットワークを武器に振動試験を含めた様々な試験を一括して承ることが可能です。全ての試験を一気通貫で完結させることができるため、お客様にとって効率的かつスムーズなプロセスを実現します。

時間とコストの削減

複数の試験を他社に委託する場合に比べ、IMVに依頼いただければ、試験期間の短縮やコスト削減が期待できます。

試験の一元管理

IMVが全ての試験を一元管理することで、試験結果の整合性を保ち、トラブルを未然に防ぐことができます。また、進捗状況の確認や調整もスムーズに行えるため、安心してお任せいただけます。

専門技術と信頼性

IMVは振動試験のスペシャリストとして長年の経験と実績を持ち、その他の試験においても信頼できるパートナー企業と連携しています。高い品質と信頼性を確保した試験サービスを提供します。

特長ある試験サービスと業界屈指の試験環境

特長ある試験サービスの提供

  • 6自由度の振動を発生する大型6DOF加振装置(TS-9600)
    6自由度の振動を発生する大型6DOF加振装置(TS-9600)
    • 大阪テストラボでは、吊下げ方式に対応した6自由度加振装置を使用し、鉄道車両の床下機器などを高い再現性で試験することができます。この装置は、4m(D)x 3.5m(W)x 1.9m(H)の設置台を備え、6方向の正確な振動を試験対象に与えることが可能です。
      さらに、床上にも試験品を取り付けることができるため、車両の屋根上に設置される空調機器や扉開閉装置の試験にも対応しています。汎用性も高く、自動車の座席や床下機器の試験にも応用できる、大型の6DOF加振装置です。
  • 超高温炉(700~900℃)と組合わせた振動試験装置
    超高温炉(700~900℃)と組合わせた振動試験装置
    • 独自の制御技術と先進的な装置により、超高温環境に晒される部品の試験を実施することができます。(上野原サイト高度試験センター)
  • Hi-g(高加速度)振動試験を対象とする専用装置の設置
    Hi-g(高加速度)振動試験を対象とする専用装置の設置
    • 高加速度の振動試験は装置へのダメージも大きく一定のリスクがあります。丁寧な調整・独自のカスタマイズ等により破損等の可能性を抑えた、より安全な高加速度試験を提供します。(名古屋テストラボ)
  • クロストーク(Transvers)精度を高める試験機の導入(計画中)
    クロストーク(Transvers)精度を高める試験機の導入
    (計画中)
    • 装置開発ベンダーのノウハウ・技術を活かし、独自工夫によるクロストーク( Transvers)精度を高めた試験サービスを提供します。(名古屋テストラボ)
  • 長大なものをリーズナブルに振る多点加振制御技術
    長大なものをリーズナブルに振る多点加振制御技術
    • 小型・中型機を組合せた多点加振システムを構築し、独自技術の多点加振制御により、長大な供試体の試験を精度よく実施することができます。
  • 電池試験対応
    電池試験対応
    • 電池専用の試験室を構築し大型の電池試験品にも対応します。

業界屈指の試験環境

小型~大型機まで充実のラインナップ
  • 小型から大型まで豊富な振動試験設備を保有しています。特に大型タイプは業界屈指のライナップを有します。約半数は恒温槽を備える複合試験対応機となっており、これら多様な機器群によりフレキシブルな試験サービスを提供します。
機種レンジ等
(恒温槽対応)
小型機 中型機 大型機~ 多軸機他 電池試験対応 長期試験対応
~20KN ~30KN ~100KN 100KN超~
サイト 東京・上野原 3 4(2) 4(1) 3 2
名古屋 5(4) 3(2) 6(3) 1(1) (問合せ)
大阪 4(2) 3(2) 1(1) 2 2

** 設備等は適宜更新されますので、詳しくはお問合せ願います。

長期試験対応
  • 何ヶ月にも亘る長期試験への対応環境を提供致します。名古屋サイトでは3室以上で対応可能、他、大阪、東京・上野原でも対応可能としています。

今後も継続しお客様の
様々なニーズにお応えする
試験環境・サービスを充実して参ります

自社試験か、受託試験か

環境試験を自社で実施するのがよいか、専門のテストラボ(試験所)に委託するのがよいかは、状況によって異なります。

自社試験の場合

  • 利点

    • 試験装置の使用頻度が高ければ外部に委託するよりも試験費用が安い。
    • 設計者などの関係者が立ち会うことで設計上の問題点がわかるので、技術力向上が期待できる。
    • 試験装置を揃えることで顧客に対するアピールに繋がる。
  • 欠点

    • 必要最大限の試験装置を購入すると、設備費(試験装置購入費、防振防音対策の建屋建設費、土地使用料)、維持費(電気料、メンテナンス費)が割高になることが多い。
    • 試験技術者(試験実施、試験治具設計、試験仕様作成・更新)を継続して維持しなければならない。
    • 計画している試験が一定以上の頻度で必要かどうか予測できないのに、設備投資をすることになることがある。

委託試験の場合

  • 利点

    • 試験頻度が低ければ外部に委託する方が安い。
    • 専門のテストラボでは小型から大型までたくさんの試験装置を揃えているので必要最小限の試験装置を選択して使える。
    • 自社の設備が空いていないときに利用できる。
    • 忙しくて人手が足りないときに利用できる。
    • 自社の設備ではできないときに利用できる。
    • 自社での経験が不足している場合、試験計画から実施まですべてを任せられる。
  • 欠点

    • 試験頻度が高い場合は自社試験の方が安い。
    • 設計者などの関係者が立ち会うには時間と距離の制約がある。

結論

  • 自社でできない試験は専門のテストラボに委託されることをお勧めします。
  • 特別大きな試験装置を必要とする試験以外の場合は試験装置を購入されることをお勧めします。
  • 自社でできない試験は専門のテストラボに委託されることをお勧めします。