Case study 事例

輸送試験の受託試験事例1

  • 振動試験事例
  • 輸送試験関連
  • JIS規格
  • ランダム試験

国内宅配便トラック輸送を想定した試験。
JIS Z 0232 付属書A表1のランダム振動を適用。
一般にトラックの荷台の垂直方向振動は、前後方向及び左右方向のそれより厳しい。この規格では、荷台の垂直方向の振動だけを対象にしている。宅配便では貨物のどの方向に上下方向が加わるか特定できない。したがって、3個の供試品を用意して、1個毎に異なる方向の振動を与える方法があるが、宅配便の場合集荷後中継拠点で積み替えられ、姿勢が変わる(垂直方向振動が加わる方向が変わる)ことを想定して、1個の供試品に順番に30分間、各方向の振動を与えることにした。

試験概要

供試品

ダンボール包装の精密機器、500mm×400mm×H300mm、30kg、1個

JIS Z 0232 付属書A表1

Z方向/X方向/Y方向

試験メモ

使用試験設備

振動試験装置:i220/SA1M
振動制御器:K2 ソフトウエア Random
垂直補助テーブル:TBV-630、15kg

試験使用期間/作業時間

半日/1日