Case study 事例

輸送試験|JIS Z 0232・JIS Z 0200

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JIS Z 0232は、包装貨物が輸送過程で受ける垂直振動に対する「内容品」および「包装」の耐振性を評価するための試験方法を規定した規格です。

試験の種類には「ランダム振動試験」と「正弦波振動試験」の2種類があり、実際の輸送環境を最も的確に再現できる方法として「ランダム振動試験」の優先的な適用を推奨しています。

試験概要

目的

貨物の包装が適切であるかどうかを確認するため。

供試品

梱包物(ダンボール梱包の精密機器) 482㎜ ×330㎜ ×221.5㎜、18㎏、1個

試験条件

【輸送試験(JIS Z 0232)】JIS Z 0232 附属書A 表1のPSD 試験時間30分
【落下試験(JIS Z 0200)】総質量10㎏以上20㎏未満 レベルⅠ/落下高さ:600㎜/落下箇所:1角3稜6面
※2004年版で実施

図1.JIS Z 0232 附属書A 表1 ランダム振動PSD

ランダム振動試験実施状況

落下試験実施状況

落下試験実施状況(輸送振動試験規格)

試験メモ

使用試験設備

振動試験装置:i220/SA2M/H6
振動制御器:K2 ソフトウェア Random
振動試験機:DLJ-150(梱包落下試験装置)

試験使用期間/作業時間

6時間/半日
(i220/SA2M/H6 半日+ DLJ-150 半日)

輸送中のラベルのこすれ、荷物の凹み・崩れなどのトラブル回避には振動試験が効率的です。

輸送中の貨物は、振動・衝撃・圧縮など外部からの力にさらされ続けます。そのため、適切な包装設計がされていないと、箱の変形や製品の破損といったトラブルを生じさせます。またこのトラブルを回避するため、過剰包装になるケースも少なくありません。

輸送包装試験とは、製品や貨物が輸送中に受ける可能性のある物理的な衝撃や振動、温度変化などの環境要因に対する耐久性を評価する試験です。製品の品質を維持し、輸送中の損傷を未然に防ぐために実施されます。

企業の評判悪化や、返品や交換に伴うコスト増加を回避し、ビジネスの効率化に貢献します。