Case study 事例

リチウム電池国連輸送受託試験事例

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  • 輸送試験関連
  • 正弦波試験
  • リチウムイオン電池 国連勧告輸送試験UN38.3

試験概要

目的

輸送中の振動を想定して、試験後の質量減少、漏液、破裂、破断及び発火の確認するため。
完全放電電池を除き、開路電圧が試験直前の90%以上であることを確認する。
※当テストラボご利用のお客様は安全装置使用を前提、電池が異常発生した場合直ちに試験中断するシステムを使用する

試験条件

【 振動数範囲 】7Hz~200Hz
【加速度レベル】7Hz~18Hz 1gn 一定/18Hz~50Hz 複振幅1.6mm /50Hz~200Hz 8gn 一定
【 試 験 時 間 】各方向3時間
【 加 振 方 向 】3方向
※2011年発行最新版のUN38.3の中にT3には大型電池用の条件が追加となり、12Kg以上の場合の最大加速度は2gnが追記されています。(12Kg以下は8gn)

UN Manual of Tests and Criteria, PartⅢ,subsection 38.3

試験状態イメージ写真

試験メモ

使用試験設備

振動試験装置:i240/SA3M/H6
振動制御器:K2 ソフトSine

試験使用期間/作業時間

6時間/2日