Case study 事例

自動車メーカー

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About company

各種車載部品の評価は各サプライヤーに任せていますが、エンジン部品などのコアパーツやボディフレームについては自社で評価・実験を行っています。

Customer challenge

製品の開発、生産を行う上で、各地域の気候、文化、原材料に則す必要があるので開発評価品の現地試験は欠かすことが出来ません。

試験品の中にはカットボディなどの大型部品も含まれており、通常のサイズのチャンバーでは試験品が大きすぎて入りきりません。

よって彼らはウォークインチャンバーのような大型の恒温槽を用意する必要があります。大型部品の試験で課題となるのは、試験品の設置のオペレーションです。

可能な限り簡単で、安全に、素早く、作業が完結出来る事が望まれます。

IMV solution

この設備は、大型サンプルを試験することが可能なウォークインチャンバーと振動試験装置を組み合わせています。そして、試験品が試験室からハンドリフトでダイレクトに恒温槽内にアクセスする事を目的として、加振機をピットに落とし込み、試験品を取付ける高さをフロアレベルの少し上程度まで調整しています。

ハンドリフトで振動台上のテーブルに乗せ換える際も、空気圧だけでテーブルが上下して乗せ換えが出来る工夫も施しています。それはオペレーターが一人で作業が出来るように。

Customer benefits

大型品の試験では、試験品の据付を安全でスムーズに行う事がそのまま試験時間、つまりは開発期間に直結します。恒温槽内に大型部品を搭載したカートがそのまま乗り入れられる本設備を活用し、製品の改良、評価を効率的に進ることができます。