Case study 事例

小型6自由度振動試験機によるEV車用バッテリーの試験事例

  • 乗用車関連
  • 振動試験事例

試験概要

目的

本試験機は上野原サイト 高度試験センターに新たに構築した小型6自由度振動試験機です。
すでに大阪テストラボにある既存設備と合わせ、2拠点で試験が可能となります。
供試品種別によって、大阪と上野原での試験を使い分け、納期やコスト面でも幅広い選択肢を提供します。

供試品

EV車用バッテリー: 約W 1500 × L 2100 × H 300 mm/約600 kg

試験条件

試験方法: 実測波形再現試験
加振方向: 3方向同時加振(6DOF)
試験時間: 約100時間

特長

6自由度振動試験機のため、実環境負荷のより再現性の高い試験が可能

図1 実測波形(参考)

試験状態イメージ

試験メモ

使用試験設備
振動試験装置: TTS-6400-25L
振動制御器: K2 ソフトウェア BMAC (波形作成:K2 ソフトウェア TRANREF)
モニター測定: 加速度 (制御点に8点使用)

試験使用期間/作業時間
準備・片付け含め16日間 (試験が日中のみの場合)
[1~2日目: 準備、3~15日目: 試験、16日目: 撤収]