Maintenance 製品メンテナンス

IMVのメンテナンスメニュー

1.加振機の分解点検

支持機構

消耗具合に応じて再調整、部品交換を実施します。消耗部品ですので定期的な交換・メンテナンスが必要となります。

ドライブコイル・励磁コイルの点検

ドライブコイル、励磁コイル(機種による)の2種類のコイルのショートや漏電がないかを確認します。どらちも振動を発生させる上では最重要な部品となります。ドライブコイルに関しては、ドライブコイル点検の項目にて目視(接着剤の剥がれ・浮き、劣化、変色)、打音確認を実施します。

各部増し締め・目視確認

目視確認:センサー・その他部品について目視での確認、ネジ部の増し締めを行います。必要に応じて調整を実施します。

オプション

熱交換器、油圧源、水平補助テーブル、省エネシステム機能(ECO機能)など補器、オプションシステムにおいて確認、必要に応じて調整を実施します。

2.電力増幅器の点検、動作確認

電力増幅器の電流電圧測定

各部の出力値を測定します。納品時や、定期的な点検時と比較することで不具合や故障の前兆を見つける手がかりとなります。

保護回路動作確認

故障や危険を未然に防ぐための保護機能の動作を確認します。

加振動作確認

装置仕様範囲で動作可能かを実際に加振し確認します。納品時や、定期的な点検時と比較することで不具合や故障の前兆を見つける手がかりとなります。

コンディションチェック

納品時や毎点検時に同じ試験内容を実施し比較確認します。加振機の特性や状態を把握するために定電圧特性を計測します。(K2の標準機能に含まれています。)

3.制御器・加速度ピックアップの校正(IMV基準校正)

制御器の校正

規定電圧を入力した際の応答(加速度、速度、変位)を計測し、応答値が基準値内に収まっているかを確認します。IMV規格の校正証明書を発行可能です。

加速度ピックアップの校正

基準器との比較校正を実施します。ピックアップの感度変更を含みますので実施後はお伝えする感度でご使用ください。IMV規格の校正証明書を発行可能です。

4.ISO17025認定校正

IMVは、ISO/IEC 17025:2017の校正機関としてPJLA( Perry Johnson Laboratory Accreditation, Inc.)より認定を受けました。
詳しくは、ISO17025ページへ

ISO17025