TestLab 受託試験

コネクタ評価試験

コネクタ評価とは

コネクタ評価試験とは、コネクタの信頼性(保証度合い)を確認するために行う試験のことです。
コネクタは、電子機器や機械装置の接続に使用される部品であり、その信頼性は製品の安全性や品質に大きく影響します。 そのため、コネクタの設計・製造においては、さまざまな試験によって信頼性を評価することが重要です。

コネクタ評価試験は、大きく分けて「基本試験」と「環境試験」の2つに分けられます。

  • 基本試験:コネクタの基本的な性能を確認するための試験。
  • 環境試験:コネクタが使用される環境条件下での信頼性を評価するための試験。
コネクタ評価試験

コネクタ評価試験は主に下記の関連規格に準拠しております。

  • IEC規格:国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission、略称:IEC)が定めた規格。電気工学、電子工学、かつそれらに関連した技術に関して国際的に作成されており、その一部は国際標準化機構(ISO)と共同で開発されている。
  • JIS規格:日本産業規格(Japanese Industrial Standards、旧称:日本工業規格)。産業標準化法に基づいて制定される規格で、日本の国家規格の一つ。

コネクタ評価試験の試験項目は、コネクタの種類や使用環境によって異なります。
また、製品の安全性や品質を担保するために、試験項目を追加したり、試験条件を厳しくしたりすることもあります。

IMVのコネクタ試験の特長

  • 基本試験・環境試験の両方を試験可能
  • 試験方法・試験結果に基づく評価アドバイスが可能
  • NG原因調査・特定・報告・報告書の作成(お客様フォーマット対応が可能)
  • あらゆる、評価・規格・評価に合わせた、ワンストップサービスを提供

委託可能なコネクタ試験

項目名 備考
初期特性 11項目
耐久特性 コネクタ繰返しかん合離脱試験 50回挿抜
耐衝撃試験 981m/s2_10ms
落下衝撃試験 ー0℃→1m落下
耐こじり性試験 100Nでこじり
誤かん合試験 150Nで誤かん合
高温放置試験 試験温度×120Hr
低温放置試験 -40℃×120Hr
熱衝撃試験 -40℃⇔試験温×1000cyc
温度・湿度サイクル試験 温度/湿度×10cyc
高温高湿試験 60or85℃/90%×96Hr
複合環境試験 温度/振動/通電×72Hr
塩水噴霧試験 中性塩水噴霧×96Hr
高水圧噴射試験 IPX9K
塩水凍結サイクル試験 -40℃→80℃→塩水没水×40cyc
結露試験 -40℃⇔25℃/95%×48cyc
耐化学液体試験 化学液体10種
耐じん試験 ちり1.5kg_10sec×8cyc
アンモニア試験 96Hr放置
腐食ガス試験 混合腐食ガス×21days

IMVの受託試験の特長

私達は、お客様にかわって振動・衝撃試験の実施をはじめ、試験条件の開発、試験に合格できなかった場合の対策なども支援します。

次のような要望・問題がある場合いつでも相談に応じます。

  • 試験条件をどのようにして決めたらよいのか分からない。
  • 試験で不合格になったのにフィールドでは問題がない。
  • フィールドで発生した故障を再現したいが試験では同じ故障モードにならない。
  • 客先から試験条件を提示されたが、どうしたらよいか分からない。
  • 従来の試験方法が適正かどうか見直したい。
  • 試験で問題が発生した場合、一回の設計変更で解決しましたか?
  • 開発段階から振動・衝撃環境を想定した製品設計をしたい。
  • 様々な試験を複合的に実施しなければいけない。

信頼性評価試験は高い専門知識と広い経験が要求されますが、その専門家を各企業で育成・維持するのは相当のコストがかかります。
さまざまな問題をアウトソーシングするのも解決策の一つです。IMVテストラボではお客様自身や他の試験所ではできない試験でもできることがございますので問題に直面したときはお気軽にご相談ください。(お見積りは無料です。)

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