振動制御器
K2+
K2+ は、お客様のご要望から生まれた新しいスタイルの振動制御器です。
K2+は従来器K2 の機能や使い勝手を踏襲しつつ、お客様のご意見・ご要望を反映した最新の制御器です。
保守契約することで常に最新バージョンのソフトウェアがご利用可能になります。
またK2+は、新サービスのiMV cloud と連携できますので、これまで以上にお客様に寄り添ったサービスをご提供できます。
従来器K2との違い
新型器 K2+ は、従来器 K2と比べ、制御機能は従来のまま、本体価格をコストダウンしております。
従来器 K2 | 新型器 K2+ | |
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制御機能をPC側に依存している。 安定稼働の為に産業用PCでの使用を推奨。 |
制御機能をハードウェアに実装しているので、 市販 PC でも安定稼働。お客様準備のPCで運用可能(ノートPCもOK) |
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接続可能(一部制約あり) ※iMV cloud サービス利用不可 |
接続可能 ※iMV cloud サービス利用可能 |
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都度バージョンアップ対応が必要 ※有料 |
最新バージョンのご案内(年4回) ダウンロードしてご利用可能 ※無料 |
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対応不可 |
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特長
Ethernet インターフェース
K2+ハードウェアのインターフェースがEthernetなので、パソコンとLANケーブルで接続すれば、使用環境が簡単に整います。
ノートパソコンでの操作も可能です。また、お手持ちのソフトウェアから簡単なXMLコマンド※を使って、ご自身のソフトウェアからK2+のアプリケーションを容易に制御することができます。
※TCP通信サーバーオプションが必要です。
TCP 通信サーバーオプションは、こちらのページからダウンロードできます。
自由なパソコンの取り扱い
試験中に試験を停止させることなく、ハードウェアからパソコンを取り外したり再接続したりすることができます※。
パソコンが接続されていない場合でもハードウェアの停止ボタンを押せば試験は安全に停止します。
※エコシステム等では試験が停止します。
システムの安定稼働
試験中にハードウェアと接続しているパソコンがリブートしたり、LANケーブルが外れたりしても試験が停止しないようにすることも可能です※。
パソコンが正常動作になれば、ハードウェアと再接続して操作を再開できます。
※エコシステム等では試験が停止します。
優しいユーザーインターフェース
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イメージしやすいアイコンを採用しオペレートをサポート。
アナログフロントエンド内蔵
チャージアンプとIEPE電源を内蔵しており、ほとんどのセンサは、シグナルコンディショナを用意しなくても、直接接続すれば使用できます。また、TEDS対応センサを使えば感度も自動で設定できます。
モニタ出力端子
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モニタ出力端子からはセンサの応答信号がアナログ出力されます。
この信号を使えば、振動試験と同じ信号を外部機器で分析することができます。
高い制御能力
内蔵32ビットADCおよびDACは、測定範囲内での広いダイナミックレンジ(121dB入力・120dB出力)で、精度の高い制御・計測をを保証します。
試験状況の監視
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ウェブモニター機能を使えば、LAN上の端末からK2+の稼働状況をリモート監視できます。SystemMonitorを使えば、K2+に加え、振動試験装置や温湿度試験などの稼働状況もLAN上の端末からリモート監視できます※。 iMV cloud を使えば、これらのことがインターネット上の端末から可能になります※。
※ハードウェアの購入や解約が必要になります。
強力な保護機能
ソフトウェアを全く介さず、ハードウェアのミュート機能で即座に出力信号を遮断します。
E-Mail 配信機能
加振中の異常や終了を任意の宛先にメールでお知らせします。
データ保存
試験結果は独自のバイナリー形式のファイルVDFとして保存できます。このVDFには試験終了時のすべてのデータが保存されています。VDFを表示するDataViewer(フリーソフト)をホームページからダウンロードすれば、試験結果を自席で解析することができます。
DataViewer(フリーソフト)ダウンロードページはこちら
また、試験履歴ソフトを使えば、過去に実施した試験を一覧で確認することもできます。
システム構成
ソフトウェア
ソフトウェア
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SINE(正弦波振動試験)
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RANDOM(ランダム振動試験)
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SHOCK(衝撃試験/時刻歴振動試験)
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Multi SINE(多軸正弦波振動試験)
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Multi RANDOM(多軸ランダム振動試験)
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Multi SHOCK(多軸衝撃試験/多軸時刻歴振動試験)
共通オプションソフトウェア
CAPTURE(アナログ波形信号採取プログラム)
アナログ波形信号を取り込み、波形データとし保存し、SHOCK・BMACの目標波形あるいは波形データのPSD分析を行いRANDOMの目標PSDとして活用可能
サンプリング周波数 | 最大51200Hz |
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波形採取長 | 最大5000kポイント |
入力チャネル | 最大24チャネル |
波形編集分析機能 | フィルタ処理・周波数変換・PSD 変換・チャネル間伝達率計算 |
SCHEDULER(テストスケジューラー)
定義された試験の実行スケジュールの作成及び実施
集中管理システム
複合システムでの振動試験機と恒温恒湿槽を統合した試験の管理・スケジュール定義 及び実施
TCP通信サーバーオプション
外部アプリケーションがTCP/IP経由でのコマンドの送受信によって、K2アプリケーションの操作及び加振データや動作状態の取得等をできるようにするTCP通信サーバソフトウェア
規格オプション
ランチャー画面と規格オプション画面
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ランチャー画面
イメージしやすいアイコンを採用し、1クリックで直観的にオペレーションの選択が可能
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規格オプション画面
規格で定義されているテスト条件のリストを選びだけで、テストファイルを自動的に作成。
※規格の種類は以下の充実のオプション規格を参照ください。
充実のオプション規格
現時点(Ver 22.2.0.0)で、ランチャーソフトウェア(オプション)に格納されている主な試験規格は、下記の通りです。
JIS C 60068 | 正弦波振動試験、ランダム波振動試験、衝撃試験 |
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JIS D 1601 | 自動車部品振動試験方法 |
JIS E 4031 | 鉄道車両用品機能試験、耐久試験 |
JIS Z 0200 | 輸送試験 |
JIS Z 0232 | 輸送試験(ランダム) |
JASO D 014 | 自動車部品機能確認試験 |
ASTM | 輸送試験 |
UN | 国連勧告リチウムイオン電池 |
ISO16750 | 自動車部品試験 |
ISO12405 | 電動車両 |
IEC60068 | 正弦波振動試験、ランダム波振動試験、衝撃試験 |
IEC62660 | EV用リチウムイオン2次電池セルのランダム試験、衝撃試験 |
ISTA | 輸送試験 |
IEC61373 | 鉄道車両用品 |
ISO13355 | 輸送試験(ランダム) |
ISO4180 | 輸送試験 |
ISO19453 | 電動車両部品 |
JIS E 3014 | 鉄道信号保安部品 |
EIA 364 | 電気コネクタ |
※ ソフトウェアのバージョンアップは別途費用が必要となります。