実輸送振動計測と試験プログラム作成の受託試験事例
試験概要
目的
JISなどの公的規格では、上下方向の条件は記載されているが前後、左右方向の条件の記載がない。小型の段ボール梱包品であれば、輸送姿勢が影響しないものも多いが大型品や天地無用の製品も多くある。水平方向の振動も評価するため、試験条件の開発を行った。
実測PSDの一例
各方向で特性や振動レベルが異なることがわかる。(下記にグラフあり)
試験条件(実効値の算出)
輸送距離、加速(試験時間の短縮)、路面、速度など走行条件のGr化などを考慮し今回の試験時間、レベルを決定した。
※下記に表あり
各軸毎の試験が多いが、3軸同時加振がより有効的である。
測定状況のイメージ

実測PSDの一例

試験条件の表

輸送中のラベルのこすれ、荷物の凹み・崩れなどのトラブル回避には振動試験が効率的です。
輸送中の貨物は、振動・衝撃・圧縮など外部からの力にさらされ続けます。そのため、適切な包装設計がされていないと、箱の変形や製品の破損といったトラブルを生じさせます。またこのトラブルを回避するため、過剰包装になるケースも少なくありません。
輸送包装試験とは、製品や貨物が輸送中に受ける可能性のある物理的な衝撃や振動、温度変化などの環境要因に対する耐久性を評価する試験です。製品の品質を維持し、輸送中の損傷を未然に防ぐために実施されます。
企業の評判悪化や、返品や交換に伴うコスト増加を回避し、ビジネスの効率化に貢献します。