Case study 事例

韓国公的機関:自動車関連の研究開発所

  • 導入事例

About company

韓国内には、自動車機器、電気機器、建設機器、船舶機器、光学機器、日用品などの様々な産業別に研究開発及び地域企業への技術試験を目的とした公的機関が多数あります。

また、このような公的機関は地元企業との共同研究や技術支援としての設備開放(受託試験)も行っています。

今回の導入事例は、自動車機器の研究・開発を目的とした公的機関での導入事例です。

Customer challenge

公的機関においての設備導入では、試験対象となる製品や試験条件を特定する事が出来ない為、様々な試験ニーズに対応出来る設備を導入する必要があります。

自動車分野においては振動+温湿度の複合試験装置の需要が高く複合チャンバーを有した設備が必要となります。

また、11ms 100Gの衝撃試験にも対応出来る振動試験装置が望まれます。

IMV solution

振動試験装置は、11ms 100G の衝撃試験にも対応可能とする為に衝撃加振力は196kNpeak、最大速度は4.6m/speak、最大変位は100mmp-p の能力を有しています。

Customer benefits

自動車部品の試験においては、実車取付け状態での試験が必要となる場合があります。

本設備は、チャンバーと結合させた水平複合試験が可能となります。

チャンバーの扉はオープンカット方式を採用し、試験品を振動試験装置本体及び水平補助テーブルに取り付けた後にチャンバーを結合する事が可能で

狭い試験槽の中で作業を行う必要がありません。

また、チャンバー単独運転用床も付属しており、振動試験と温湿度試験をそれぞれ同時に実施する事可能です。

Jシリーズ(大変位タイプ振動試験装置)

厳しい衝撃波試験は大きな速度と変位が必要です。
Jシリーズはiシリーズ同様の使い勝手と耐久性に大速度・大変位に対応したシステムです。