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判定振動計 マシンレフェリー(VM-4431)

振動計測装置

判定振動計 マシンレフェリー
(VM-4431)

ISO振動評価基準 「振動シビアリティ測定器に関する要求事項10816-3: 2009」で評価できる振動計

回転機械の内部の故障予知には、振動値による診断を行うことが効果的ですが、初めての方の多くが診断方法で悩まれます。
判定振動計マシンレフェリーはそのような悩みから解放されるように、ISO振動評価基準による判定機能が搭載されています。
誰でもボタン一つで簡単に診断することが可能です。

特長

ポケットサイズ

スマホサイズで手の平にすっぽり納まります。持ち運びも計測時も片手でOK!

片手で持てるサイズ

操作性の向上

操作は簡単で、診断したい設備にセンサを押し当てボタンを押すだけです。
手袋をはめた状態でも押しやすい大きなボタンと、暗所でも見やすい大画面で操作性も向上します。オプションの壁吊りマグネットで固定すれば両手が使えます。
またイヤホンを装着して音を聞きながらの測定も可能です。

  • 操作イメージ
  • 操作イメージ

    壁吊りマグネット

楽々データ管理

ViewStation (フリーソフトウェア) を使用して、各監視ポイントごとのデータを管理できます。

本体に保存したデータをPCに取込み、測定データの表示管理ができるPC用ソフトウェアです。 ( 無料でダウンロードできます。)

マシンレフェリー(VM-4431)裏面

一目瞭然のISO評価基準

「Good」「Satisfactory」「Alert」「Danger」のアイコンで判断基準が初心者でもすぐわかります。

ISOの振動シビアリティとは?

回転機器設備におけるコンディションの総合判断に広く用いられています。現在のISO規格では10816-3: 2009中で速度のrmsの絶対判定値の記載があります。

対象機械は2つの大きなグループに分かれています。

グループ1 大型機械 出力:300 kW ~ 50 MW、シャフト高さ:315 mm以上
グループ2 中型機械 出力:15 kW ~ 300 kW、シャフト高さ:160 mm ~ 315 mm
図:振動シビアリティ測定器に関する要求事項 10816-3:2009
図:振動シビアリティ測定器に関する要求事項 10816-3:2009 例:グループ2 基礎「固」の場合

様々な異常現象の判定と振動値の関係

マシンレフェリーは判定機能以外にも、4つの振動値を測定できます。各数値を注視することで、どんな異常現象が発生しているか判断できます。

ベアリング傷、異音、ギア異常、キャビテーション等が発生

エンベロープ加速度、加速度の数値が上昇

アンバランス、ミスアライメント、すべり軸受不良、基礎不良、インペラー振動等が発生

速度の数値が上昇

サージング、ウォーターハンマ、地盤振動、バイブの脈動が発生

変位の数値が上昇

使用例

  • モーター

    モーター
  • 工作機械

    工作機械

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