振動計測装置
IoT振動診断ユニット Λ-Vibro ラムダバイブロ
(VM-8018)
各種振動ピックアップや電圧信号の接続が可能で、振動診断に必要な解析演算を内部にて処理します。
処理された結果は、CSV形式ファイルとして装置内部に保存され、クラウド等で集積しグラフ化することができます。
ラムダバイブロで現場改善
スライドショーを使って、ラムダバイブロで現場改善の様子を楽しく説明しています。
特長
エッジコンピューティングによる振動解析
波形、FFT、OA(トレンド)を任意の周期で同時計測・記録
各種センサ入力対応
外部トリガによる振動計測 / 時間予約による振動計測
WiFi / Ethernet等多様な通信が可能
IMVフォーマットファイル生成(CSVテキスト形式データ配列)
製品概要
多様なセンサに対応
一般的な回転機械用の加速度センサー(VP-100M)以外にも低速回転機械用VP-8013や電圧入力にも対応し 振動以外のパラメータも取り込めます。 (最終ページ参照)
診断に適したデータ保存
定期的に加速度・速度・変位・ エンベロープ加速度それぞれのPeak・rmsの値を一括ファイル保存。FFT・加速度波形も最大51.2kHzのサンプリングレートで、きめ細かなデータを収録します。
データのアクセスが簡単
OSにWindows®10 IoT Coreを採用。同一ネットワーク上からラムダバイブロ内のフォルダおよびファイルにアクセスが可能です。ファイルはCSV形式なので直接データを確認できます。
ラムダバイブロ内の測定ファイル構成
フォルダ
OA・FFT・波形ファイル
個別フォルダに保存されます
ファイル
-
OA(振動レベル)
1ch / ファイル 測定毎に更新されます
-
加速度波形
8ch / ファイル 測定毎に生成します
-
FFT
8ch / ファイル 測定毎に生成します
オプション:波形表示ソフトウェア MD-8018
ラムダバイブロのファイルをグラフ表示します
-
波形表示
加速度波形データを元に速度・変位の波形に変換、BFPなどの設定が可能です。
-
FFT表示
ラムダバイブロのFFTデータをグラフ化します。 故障原因毎の卓越周波数成分との照合が可能です。
-
解析オプション機能
基本機能の他に設備診断に有効な機能を追加できます。
・トリパタイト : FFTの結果を元に加速度・速度・変位・周波数の相関を表示
・FFT : ラムダバイブロの加速度波形データを元にした柔軟なFFT分析
・リサージュ : 直交する2つの振動データを元に作成する平面軌跡図
・配管振動評価 : 配管のクランプ部の劣化を評価するSwRI基準を搭載動作PC要件
OS: Windows7、Windows10
CPU : Core i5相当以上
メモリ: 8GB以上
HDD: 128GB以上
保存データフォーマット
ラムダバイブロの内部メモリーには次の3つの種類のデータが自動保存されます。
いずれもCSV形式のファイルですので、直接内容を確認でき様々なシステムに活用できます。
各ファイルの拡張子は下記の文字コードに対応しています。
-
OA(振動レベル) 拡張子 :imvoa
-
FFTデータ例 拡張子 :imvff
-
波形データ例 拡張子 :imvfw
システム構成例
| 機能 | 手動管理 |
|---|---|
| 概要 | ローカルPC内データベースへのデータ転送及び管理診断を手動で行います。 |
| 必要なオプション | Databaseソフトウエア/DS-8018 |
| 状態監視(警報表示) | ― |
| 警報メール | ― |
| トレンドグラフ表示 | 〇 |
| 波形表示 (実測された加速度) | 〇 |
| FFT | 〇 |
| 精密診断支援 (速度・変位・エンベロープ加速度に変換) |
〇 |
| 統計分析 | ― |
| ファイル管理 | 〇 |
[手動管理]都度データ収集し確認
オプション:Databaseソフトウェア DS-8018
複数のラムダバイブロのデータを手動で取込み整理保存し、傾向管理、精密診断をサポートします。
-
OA
-
FFT
-
波形
外形図
単位:mm
マニュアル・ドキュメント・ソフトウェア ダウンロード
-
設定ファイル編集ソフト:
最新バージョン:1.2.0.0[2.55MB] -
New本体内蔵計測アプリ
最新バージョン:1.3.7[1.28KB]※内蔵計測アプリの更新方法は、取扱説明書P.71の「計測アプリケーションの更新」をご確認ください。