長距離輸送の振動測定と加振試験パターンの作成
依頼内容
乳製品を大都市へ輸送する最中に紙パックの破損事故が発生した。長距離輸送中の振動を計測し、輸送中の振動パターンを解析するとともに、振動試験機上での試験パターンを作成してほしい。
解析内容
乳製品が出荷される工場から、荷卸し地点までの全振動をトラックの車体、荷台及び製品の部分で計測し、衝撃と落下およびランダム振動に分類した後、時間圧縮を行った振動試験パターンを作成した。パックの紙質が変更された場合や新たな製品パックは、この輸送試験パターンで輸送中の振動を再現させる事が可能となり、破損事故もなくなった。

輸送中のラベルのこすれ、荷物の凹み・崩れなどのトラブル回避には振動試験が効率的です。
輸送中の貨物は、振動・衝撃・圧縮など外部からの力にさらされ続けます。そのため、適切な包装設計がされていないと、箱の変形や製品の破損といったトラブルを生じさせます。またこのトラブルを回避するため、過剰包装になるケースも少なくありません。
輸送包装試験とは、製品や貨物が輸送中に受ける可能性のある物理的な衝撃や振動、温度変化などの環境要因に対する耐久性を評価する試験です。製品の品質を維持し、輸送中の損傷を未然に防ぐために実施されます。
企業の評判悪化や、返品や交換に伴うコスト増加を回避し、ビジネスの効率化に貢献します。