Case study 事例

株式会社QPS研究所

  • 航空・宇宙関連
  • 導入事例

導入内容

導入時期

2024年6月

導入システム

Kシリーズ

提供:QPS研究所

※導入後の稼働状況を踏まえたうえで公開する許可をいただくため、導入時期と本情報の公開時期にタイムラグが生じることをご了承ください。

About company (会社について)

QPS研究所は世界トップレベルの高精細小型レーダー衛星「QPS-SAR」の開発・製造・運用を行う宇宙開発企業です。
QPS-SARが取得したデータから、夜間や天候不良時でも任意の対象地域を高分解能・高画質で観測できるSAR画像を提供しています。

Customer challenge(顧客の課題)

私たちは、最終的には36機のQPS-SARでコンステレーションを構築し、準リアルタイム地球観測データを提供することで、
私たちの衛星データが人類の発展に役立つことを目指しています。
これまではIMVの受託試験場で試験を行っていましたが、衛星の量産体制を整える為、開発スピードを上げる必要がありました。
受託試験場はスケジュール調整が必要かつ、モノや人が移動する時間もかかります。
自社に装置があればいつでも試験ができ、期間短縮につながるので導入を決めました。

IMV solution(IMV製品に決めた理由)

試験の正確性と、多くの宇宙業界での実績が決め手となりました

Customer benefits(顧客のメリット)

まず、何よりも衛星の輸送距離が短縮されることで衛星自体へのストレスを軽減させることができました。
そして、実際の輸送や試験施設への移動が不要となり、試験の立会いのための移動時間や試験の待ち時間が短縮され、業務の効率性が向上しました。
また、じっくり試験確認に時間をかけられる為、破損箇所の特定が可能となり、その結果 製品の開発・製造スピードの向上が期待されます。

Kシリーズ(水冷式大型振動試験機)

大型・静音で試験環境も向上

許容偏心モーメントが大きいため重量物を安定して加振可能。
水冷式は吸気・排気の騒音が発生せず、静音で試験環境の向上に繋がります