Case study 事例

数百メートルの配線コストを劇的に圧縮。AnyWireASLINK対応で実現した「後付けでも的確」な予知保全

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広大なラインに予知保全を導入したいが、数百メートルに及ぶ配線工事のコストが合わず、断念せざるを得ない。
大規模なマテハン設備や搬送ラインにおいて、誰もがぶつかる「工事費」の壁を、
省配線システムへの対応と開発支援ツールで解決いたしました。

導入の背景

「配線工事費が本体価格を上回る」というコストの逆転現象

広範囲にわたる搬送コンベアなどの設備では、センサーを設置する以前の「準備」に多大な負荷がかかっていました。

膨大な配線コスト
専用ケーブルの敷設や長距離の配線工事により、システム導入費用が予算を大幅に超過してしまう。

開発期間の長期化
数百台規模のセンサーを管理するためのプログラムを一から構築する必要があり、実運用までのハードルが高い。
このように、優れた機能があっても「導入コストと手間の見合い」が取れないことが大きな課題でした。

導入の決め手

「ポン付け」で完了する導入フローと、充実の開発支援

VD-unitは、マテハン業界で広く普及している省配線システム「AnyWireASLINK」に対応しています。

工事費を最小化する省配線システム
幹線から分岐させるだけのシンプルな接続で導入が完了。大がかりな専用ケーブルの敷設や、高額な工事費用に悩まされる必要はありません。

プログラマーに依存しない
三菱電機製シーケンサ「MELSEC」用のサンプルプログラムを無償公開。ゼロからの開発を不要にし、管理画面の早期立ち上げを強力にバックアップします。

導入後の変化

ベルトコンベア_予知保全

開発コストを抑え、設備に「高付加価値」という競争力を

VD-unitの導入は、単なる保守メンテナンスの効率化に留まらないメリットをもたらしました。

圧倒的なスピード導入
配線工事とプログラム開発の両面で工数を劇的に削減。最小限の期間で「状態把握画面」の運用を開始できました。

サービスの高度化
サービスマンの業務計画に直結する正確なデータが得られるようになり、突発的なライン停止を未然に防ぐ体制が整いました。

ユーザーへの付加価値提案
「手軽に導入でき、確かな効果が出る」予知保全機能は、設備自体の競争力を高める強力な提案ツールとなっています。

異常の兆候を”制御”して品質を拓く監視ユニット

振動診断ユニット VD-unit

VD-unit

振動を用いた予知保全を提供し
ヒトの五感よりもはやくそして正確に異常の兆候を見極めながら
施工面や信頼性も含め全体的にコスト削減に貢献しています。

すでに多くの生産ラインで導入が進んでいるVD-unitは、
「加速度」「速度」「変位」「温度」を同時に計測することができます。
適切なものさしがわからなくても、機械の異常の兆候を監視できます。

設備が停止した場合でも
検知してから、人を集めて対応するのではなく、
検知してすぐ、PLCを用いて制御することができる製品です。