Case study 事例

フィルム製袋工程の「全数目視検査」を卒業。振動データによる不具合の自動検知を実現

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  • 導入事例

フィルムのジャバラ製造工程などで発生する「折り目ズレ」などの不具合。
原因特定が難しく、膨大なコストをかけて「全数目視検査」を行わざるを得ない現場の苦労を、
振動で解決いたしました。

導入の背景

「原因不明の不具合」による、膨大な検査コストの発生

多くの製造現場で、長年「仕方のないもの」として受け入れられてきた課題がありました。

原因特定の困難さ
フィルムのズレなどの不具合が「なぜ発生するのか」が分からず、対策が打てない。

アナログな全数検査
原因が特定できないため、多大な人手と時間をかけて目視検査を行うしかなく、製造コストを圧迫していた。
このように「見えない不具合」を可視化し、検査工程をスマート化することが急務となっていました。

導入の決め手

超高速サンプリングで見抜く、不具合特有の「振動の予兆」

VD-unitを用いた検証により、これまで見逃されていた不具合のメカニズムが明らかになりました。

51.2kHzの超高速サンプリングが特有の挙動をキャッチ
フィルムのズレが生じる瞬間に、振動値が「急激に低下する」という特有の挙動を突き止めました。
従来の機器では捉えきれなかった一瞬の変化も、VD-unitの圧倒的なサンプリング能力なら確実に出力可能です。

リアルタイム監視
異常な振動変化をリアルタイムで監視できるため、流出防止の仕組みとして採用できると判断いただきました。

導入後の変化

ジャバラ製造機_予知保全

「全数検査」から、データに基づく「スマートな品質管理」へ

VD-unitの導入は、検査業務のあり方を根本から変えました。

不具合のピンポイント特定
異常が発生した時点を即座に特定できるため、後工程への流出を最小限に食い止めることが可能に。

自動化・省人化の実現
膨大なリソースを割いていた目視検査を、振動データによる自動監視へとアップデート。大幅なコスト削減に成功しました。

「検査」から「管理」への転換
アナログな事後対応ではなく、データに基づいた戦略的な品質管理体制を構築できました。

異常の兆候を”制御”して品質を拓く監視ユニット

振動診断ユニット VD-unit

VD-unit

振動を用いた予知保全を提供し
ヒトの五感よりもはやくそして正確に異常の兆候を見極めながら
施工面や信頼性も含め全体的にコスト削減に貢献しています。

すでに多くの生産ラインで導入が進んでいるVD-unitは、
「加速度」「速度」「変位」「温度」を同時に計測することができます。
適切なものさしがわからなくても、機械の異常の兆候を監視できます。

設備が停止した場合でも
検知してから、人を集めて対応するのではなく、