慶應義塾大学・東京国立博物館との共同研究について
IMV株式会社(本社: 大阪市西淀川区竹島2-6-10、代表取締役社長: 小嶋 淳平、スタンダード 7760、以下: IMV)は、美術品の輸送に関して慶應義塾大学(以下:慶應大学)・東京国立博物館(以下:東博)と無線センサを用いた振動計測について共同研究・開発していることをお知らせいたします。
▼研究内容
東京国立博物館には、国宝を含む多くの文化財が所有されております。
それらの貴重な文化財を国内外の美術館等で展示するには、移動(=輸送)しなければなりません。
輸送時、貴重な文化財に対してストレスをかけないよう慎重に梱包するのですが、十分に注意を払っても多少のストレスを被ります。
このストレスは輸送ごとに蓄積されますので、どれだけのストレスを被ったか計測しておく必要があります。
しかし、従来の有線センサによる計測は梱包状態での計測が困難という課題があり、
IMVは慶應大学・東博と無線センサを開発することで、これらの課題解決に取り組んでおります。
▼研究範囲
IMV:所有設備での振動再現及び技術提供
慶應大学:無線センサ(MSMA)及び技術提供
東博:実験計画、評価
▼期間
2022年8月1日~2023年3月31日
IMVについて
IMVは1957年の設立以来、振動を中心とした環境試験・計測・解析分野のトップ企業として、国内外で事業を展開しています。IMVは“SECURE THE FUTURE”をスローガンに、社会の安全・快適・エコロジーに貢献することを責務と考えており、今後も世界トップレベルの「開発力・提案力・総合力」を強みに、経営基盤の強化とさらなる海外展開を進めてまいります。
記事に関するお問い合わせ先
IMV株式会社 広報部 info-pr@imv-corp.com