新製品「振動診断ユニット VD-unit」をリリースいたします
当社は、機械の状態監視に革命をもたらす新世代の振動診断ユニット「VD-unit」をリリースいたします。
VD-unitは、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)と株式会社エニイワイヤ社の省配線システムAnyWireASLINKを介した
双方向通信を実現し、今まで難しいとされていた生産設備機械(省力化機械等)の振動を高度に監視する次世代の状態監視ユニットです。
振動センサヘッドとAnyWireASLINKの機能を内蔵した振動診断アンプをセットとし、
豊富な機能を有しながら導入しやすい価格設定がされているため、様々な規模の現場に対応します。
VD-unitの概要
従来のアナログ信号出力や警報接点に依存するシステムとは異なり上位のPLCとの連携により、
これまで監視が困難であった設備機械に対しても最適な状態監視を行うことが可能です。
VD-unitは、発電所や化学プラント、工場など、国内1万台以上の導入実績を誇るIMVの技術力を活かした製品です。
主な特長
▼多彩な監視条件と支援機能
VD-unitは、設備機械の重要度に応じて柔軟に監視条件を設定できることが最大の特長です。
特許出願済のティーチング機能により、自動で最適な閾値を導出。PLCで制御可能で、初期導入やレイアウトの変更も簡便です。
▼PLCとの連携による柔軟な運用
従来の監視装置とは異なり、VD-unitは監視条件をPLC側で制御することができ、VD-unitの設置場所に行く必要がありません。
これにより、高所や低所に設置された機械のメンテナンス作業が大幅に効率化されます。
▼変動運転設備への適用
VD-unitは、運転条件の変動がある機械にも適用可能です。モーターの回転数や負荷に応じて振動値が変わる場合でも、
PLCにこれらのデータを収集することで同条件時の振動データのみを監視対象とすることが可能です。
製品の導入メリット
VD-unitは、多様な監視条件に対応し、設置後の運用をスムーズに進められる点で、現場の効率化を支援します。
これまで状態監視が困難とされてきた機械や、監視を諦めていたケースでも、VD-unitの導入により適切な監視が実現できます。
SDGsへの貢献
VD-unitは、機械設備の異常を早期に検知することで設備の突発停止を未然に防ぎ、生産性の向上および資源の効率的な利用を促進し、
持続可能な社会実現に貢献します。
本件に関するお問い合わせは以下にご連絡をお願いいたします。
予知保全ビジネスグループ:info-yochi-hozen@imv-corp.com