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今更聞けない「加速度rms値って何?」

本日は今更聞けない「加速度rms値って何?」をお届けします!

ランダム振動試験を実施する上で、加速度rms値とは何かを理解しておくことは非常に重要です。

これが理解できていると、不規則な波形で切り替わるランダム波形の大きさを把握することが

可能ですので過大試験を防ぐことができます。

今回も、なんとなく理解しているけど、うまく説明できない。

ちゃんと知っておきたい!という方のために、コラム形式でお届けします。

それでは早速説明します!

正弦波振動の場合は、加速度のピーク値は指定した正弦波のピーク値で決めることができます。

しかし、不規則な波形で切り替わるランダム波のピーク値は、一意に決めることができません。

ピーク値を応答波形の平均値から求めようとすると、波形にプラスとマイナスの値が混在するため、

単純に計算しても平均値がゼロになってしまいます。

そのため振動数毎の加速度応答をそれぞれ二乗し、その合計をさらに平方根した値を

加速度の大きさとして表します。これが加速度rms値です。

※rmsはRoot Mean Square(二乗平均平方根)の略です。

まとめ

加速度rms値とは、ランダム波の振動数毎の加速度応答をそれぞれ二乗し、

その合計をさらに平方根した値のことです。

ランダム波形のピーク値は加速度rms値の概ね3倍になりますので、

装置の定格を超えないかチェックしたり、全体の加振レベルの調整をrms値を

基準として調整する事ができようになります。

これらの説明をグラフや表を用いてより詳しく説明した動画を3000円でご用意しております。

サンプル動画を以下よりご覧いただけますので、この機会にぜひご視聴ください!

動画の購入はこちらから

第2章振動試験用語_サンプル動画

いかがでしたか?今回の紹介は以上となります。

これからも、不定期で今更聞けないシリーズを紹介してまいります!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

本日の紹介は以上です。今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

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