TestLab 受託試験

サンプルの破損の可能性を推定します

サンプルの破損の可能性を試験開始時の応力PSDからDirlik法で推定します。
これにより破損の可能性・破損の順番を推定し、重点監視箇所を推定することが可能です。

ECUブラケットの破損までの時間軸法とDirliK法の比較事例

破損の順番を推定し重点監視箇所を推定します。
下図のように、3カ所にひずみゲージを貼り付け、Dirlik法を用いて試験開始時データから応力頻度を算出し、サンプルの重点監視ポイントを決定しました。

測定箇所1と2は同程度の疲労、測定箇所3は低疲労と予測

-参考文献-
1. 竹田憲生,井上剛志 ランダム負荷による疲労寿命の予測精度:2015
2. Dirlik, T., “Application of computers in fatigue analysis”, Ph. D Thesis, University of Warwick (1985)