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JST『共創の場形成支援プログラム(本格型)』に参画

「住民と育む未来型知的インフラ創造拠点」プロジェクトにおける 研究開発課題「木造文化財の地震モニタリング」に大阪工業大学とIMVが取り組みます

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による産学連携プログラム「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の地域共創分野において進められる、国立大学法人大阪大学が代表機関を務める「住民と育む未来型知的インフラ創造拠点」プロジェクトに参画致します。
プロジェクト内では、大阪工業大学と「木造文化財の地震モニタリング」をテーマとし、地域における社会課題の解決に向けた研究に取り組んで行きます。

<研究開発課題について>
木造文化財は社会的にも重要な建築構造物であり、近年では耐震補強工事が実施されることが増えてきました。しかし、文化財としての価値を損ねないような耐震補強工事を実施する必要があるため、盤石な補強方法を選択することが難しく、建物ごとに最適と思われる補強工法を検討しているのが実状です。出来るだけ外観に影響を与えない範囲で効果的な地震対策を行う為には、地震時の挙動をモニタリングし構造データとの相関性から、より最適な対策を検討する事が必要となります。
本件では、これらの木造文化財がもつ社会課題の解決法に向けた研究開発を進めて行きます。

関連リンク
・共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
・共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 令和4年度昇格審査採択プロジェクト
・大阪大学 住民と育む未来型知的インフラモデル発信拠点
・大阪工業大学 工学部 建築学科

木造文化財の地震モニタリングに使用する地震計

本件に関するお問い合わせ先
IMV株式会社 MES事業本部 計測事業部 開発戦略課 川平
kawahira@imv-corp.com