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「ジャパン・レジリエンス・アワード2025」にて優秀賞を受賞

― 地震計「SW-5033」による防災・減災への貢献が高く評価される ―

当社は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催する
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2025」において、優秀賞を受賞いたしました。

本アワードは、レジリエンス(強靭化)社会の実現に資する 革新的かつ実効性の高い取り組みを
表彰する 国内有数の社会貢献賞です。

その中でも優秀賞は、特に 持続性・波及性・公共性に優れたプロジェクトに贈られる名誉ある賞です。

(左)計測事業部 事業本部長 西原 弘之(右)計測事業部 開発戦略課 川平 孝雄

■ 受賞の背景と評価ポイント

当社計測部門が開発した スリーエス地震計「SW-5033」を通じて、 全国各地の公共施設や教育機関、
インフラ設備における 地震監視・防災対策に大きく寄与した点が 高く評価されたものです。
※スリーエスは「Small・Strong・Smart」の3つの「S」を示します。

「SW-5033」は、耐久性・省電力・高感度を兼ね備え、 従来品と比較して低コストにも関わらず
地震動を正確かつリアルタイムに計測できる常時観測型の地震計です。

小型かつ堅牢な設計により設置場所を選ばず、 生活インフラの迅速な災害復旧を目的とした
制御用地震計として各地で採用が進んでいます。

また、地震計国際規格ISO 37174や、 地震に関連する研究機関との取り組みを通じ、事前防災の普及や
早期対応体制の構築にも貢献しており、
社会全体のレジリエンス向上に資する技術として高い評価を受けました。

■ 関連資料のご案内

地震計SW-5033の具体的な導入事例や都市ガス業界における小メッシュ防災としての活用背景は
以下の資料よりご覧いただけます。
▶ SW-5033紹介資料(PDF)を見る

■ 今後の展望

IMVは今後も、「振動を測る」技術のリーディングカンパニーとして、自然災害に強い社会の構築を目指し
防災・減災への貢献をさらに深化させてまいります。

■ 開発者のコメント(計測事業部 開発戦略課 川平 孝雄)

優秀賞を頂いたスリーエス地震計「SW-5033」は、 従来の地震計の計測性能をそのままに、
数分の1のコストで導入いただける画期的な製品となっております。

都市ガスなどの生活インフラでは、 地震計のコストが下がることで設置数を増やすことが可能となり、
地震発生時のより細かいエリア管理・復旧対応の実現に寄与します。

今後も「再現性の高い振動計測」をコンセプトに、 地震計等を通じて安全な未来づくりに貢献してまいります。

授賞式にて

スリーエス地震計 SW-5033の製品ページ:
https://we-are-imv.com/business/products/item/sw-5033/

ジャパン・レジリエンス・アワード強靱化大賞について
https://www.resilience-jp.biz/award/