【続報】EMC試験設備の本格稼働を開始 ― 航空宇宙・防衛・自動車分野への対応を一層強化
2024年12月にご案内しました「日本高度信頼性評価試験センター(e-TCJ)」のEMC試験設備増強について、
このたびすべての主要設備の設置を完了し、2025年6月2日(月)より本格稼働を開始いたします。
本設備の拡充により、航空宇宙・防衛・自動車業界向けのEMC試験における対応力が飛躍的に向上し、
従来以上に幅広い製品・規格への試験受託が可能となります。
【増強された主な試験設備とサービス】
- 航空宇宙・防衛規格対応:MIL-STD-461G、SSP30237/30238、DO-160(※一部対応)
- 40GHzまで対応のエミッション・イミュニティ試験
- 専用電波暗室を2基新設
- 大型G-TEM CELL試験サービス
- 各種自動車部品のサージ試験対応強化
(JASOサージ、正サージ、負サージ、ISO7637、インパルスノイズ試験など)
さらに、株式会社ノイズ研究所 船橋テストラボの閉鎖に伴い、一部設備とサービスを当センターへ移管いたしました。
これにより、従来船橋テストラボで提供されていたサービスも、e-TCJで継続的にご利用いただけます。
【マツダ認定試験所としての信頼性】
当センターは、マツダ株式会社よりEMC試験所として認定を受けており、国内外の自動車部品サプライヤーの皆様からも高い信頼をいただいております。
引き続き、より多くのお客様の開発支援に貢献できるよう、EMC試験体制の充実を図ってまいります。
設備の見学をご希望の方は、個別にご案内を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
